薬剤師が関わる生と性
暑い日が続いてますね。熱中症予防はできてますか？杉本は夏が好きなので暑くても元気です(^▽^)
今度、題名にもある「薬剤師が関わる生と性」という薬剤師コミュニケーション応援プロジェクトの講演を依頼されました！！光栄なことなので私ができることならとお引き受けいたしました。薬剤師の方はぜひご参加ください。
また先生方のお話を聞いてきてご報告いたします。
プレコンセプションケア～産みたいときに産むために
プレコンセプションとは
コンセプションは受胎、つまりおなかの中に新しい命を授かることを言います。プレコンセプションケアとは、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと。
女性だけではなくパートナーである男性も一緒に行うことが大切です。お互いをサポートしあうことが重要なのです。
やせと肥満のリスク
痩せのリスク
- 骨密度の低下
- 無月経
- エネルギーと筋肉不足で体温低下
- 低体重児の出産リスク上昇
肥満のリスク
- 月経異常
- PCOS（多嚢胞性卵巣症候群）
- 妊娠糖尿病
適正なBMIと体脂肪とは
BMI 体重（kg）÷身長（ｍ）÷身長（m）
BMI 18.5％～24.9％の標準で体脂肪 22.0～28.9％がBeauty＆Healthボディです。
男女が共にライフプランを考えることが大切です
医学的には男女ともに妊娠・出産には適した年齢があると指摘されています。
女性の卵子は出生後新たに作られることはなく、加齢とともにその量と質は低下する。
男性も加齢とともに妊孕率（にんようりつ）が低下する。
年齢を重ねても若々しさを保つ人が多く、高齢出産のニュースもよく見られます。いつでも子供は持てると思っている人も多いと思いますが、実際には栄養や生活、生理周期、ワクチン接種、貧血、骨、妊娠のしやすさ、薬の影響、心の状態などについてのトータルケアが必要です。
国立成育医療研究センターではプレコンセプションケアセンターを日本で初めて開設しました。
相談外来とチェックプラン（健診とカウンセリング）があります。
どちらも完全予約制です。
プレコンセプションケア相談外来
お問い合わせ・予約 03-3416-0181
月・木 14：00～15：30
プレコンセプションケア・チェックプラン（健診とカウンセリング）
03-5494-8146
水・金 9：00～14：00
妊娠・出産というと、遠い将来のことだと思う方、現在準備中の方、次のお子さんを考えている方など、様々な状況の方がいると思います。プレコンセプションケアは産みたいときに産むために、生活や環境に向き合って赤ちゃんを授かる準備をすることです。
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