五月晴れの爽やかな日が続いています。
この時期は気持ちがいいですね。
今日の新聞に、更年期の不調が仕事に与える影響について、厚労省が初の実態調査に乗り出すという記事がありました。
適切な治療の啓発や周囲が支える社会作りにつながってほしいと思います。
その食事法、消化力を落としています
「食べる量が減った」「胃がもたれる」「便秘や下痢を繰り返す」
それは消化力の低下が原因かもしれません。
あなたは大丈夫ですか?
消化力とは・・・「消化、吸収、代謝」する力のことです。
消化力も加齢や生活習慣などで低下していきます。
無理なカロリー制限はリバウンドするだけ
もちろん食べ過ぎはいけませんが、極端なカロリー制限もNG。
体は不十分な栄養でどうにか対応しようとするので、少ない栄養を最大限に吸収し、不要なはずの排出物も減らします。
よって食事を元に戻すとリバウンドするだけでなく、不要なものまで取り込み、腸が汚れて消化力は低下します。
極度な糖質制限は便秘の原因になる
糖質には米などの炭水化物も含まれます。
炭水化物は糖質だけではなく、食物繊維も豊富。
極端に減らすと、食物繊維不足で便秘の原因になり、消化力は低下します。
減らすなら1日1食だけ抜く程度に!
断食は短期間ならいいが、消化管に負担がかかる
体内浄化の必要性を訴える人は、日本でも欧米でも増えています。
断食(ファスティング)もそのひとつ。
食べ過ぎた翌日に食事量を減らしたり、1〜3日の短期の断食なら消化管を休ませる効果がありますが、長期になると体への大きな負担に。
空腹時間が長くなると胆石症になる可能性が高まります。
自己流で行うことは危険です。
単品ダイエットは栄養不足になるだけですし、たんぱく質をとってもムキムキの筋肉質にはなりません。
水飲み健康法は飲む量よりも活用してできるかが大切です。
消化力アップのための基礎知識
良質なオイルを味方につける
必要な3代栄養素は、たんぱく質、炭水化物、脂質(オイル)
特に欠乏しがちなのが、オメガ3系脂肪酸(エゴマ油、亜麻仁油、EPA、DHA)やオメガ9系脂肪酸(オリーブオイルなど)
良質なものを非加熱で摂取すると、消化力をサポートしてくれます。
MCTオイルもお勧めです。
腸活の基本食材、発酵食品をとる
腸活を行うことは消化力アップにつながります。
花形食材といえば、発酵食品。
発酵食品は微生物の働きにより、ある程度消化されている状態です。
つまり、消化の下準備が整えられているので、とても消化の良い食べ物。
納豆、味噌、キムチ、ぬかづけ、ヨーグルトなど日常的に摂ることがお勧めです。
まさに消化力を高める救世主です!
食欲がない時には無理に食べない
体調がすぐれない時は食欲が落ちますが、それは食べることよりもその不調の改善に体が働いていると見るべきでしょう。
無理に食べる必要はなく、水分補給さえしていれば、食べずに胃腸を休ませる方が得策です。
運動と睡眠は消化力にも影響する
自律神経を整えることは、消化力アップにつながります。
それには規則正しい生活とともに、軽い運動で体を動かすこと、そして良質な睡眠が必須。
食事のときにはスマホは見ない、規則正しい生活が不可決であること、適度なお酒で消化力がアップすること、よく噛むことなども大切です。
体にいいものを食べたり、バランスの良い食事をしているつもりでも、消化力がないとその栄養が取れていないこともあります。
すると肌荒れや体の不調、免疫力の低下でさまざまな病気を招くことに。
その人の体は、その人が食べたもの作られていることを忘れてはいけません。
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